更年期におきやすいこと

最近、
生理が不順になってきた…
生理の間隔が短くなってきた…
そんな風に感じたら、更年期のサインかもしれません。


●卵巣機能の低下
●加齢に伴う身体の変化
●ストレスなどによる精神的なこと
●環境等
複合的に影響することにより症状が現れると言われています。

更年期の主な原因

●卵巣機能の低下
●加齢に伴う身体の変化
●ストレスなどによる精神的なこと
●環境等

閉経を迎える前。
特にプレ更年期から身体を見直すことで、更年期、それから先の老年期に向けて身体作りがしやすくなります。
不調に振り回されることなく更年期を上手に過ごしていきたいですね。

更年期かも?

◉更年期簡易指数(SMI)
もしかしたら更年期?
そう思われたら、まずは簡易更年期指数を使ってチェックしてみましょう。
❖更年期簡易指数
更年期症状の有無や程度を把握する指数。
日本人の更年期女性特有の症状を反映したものでもっとも利用されています。

  • 顔がほてる
  • 汗をかきやすい
  • 腰や手足が冷えやすい
  • 息切れ、動悸がする
  • 寝つきが悪い、眠りが浅い
  • 怒りやすく、すぐイライラする
  • くよくよしたり、憂うつになる
  • 頭痛、めまい、吐き気がよくある
  • 疲れやすい
  • 肩こり、腰痛、手足の痛みがある

いかがでしたか?
歳を重ねてくると少しずつ思い当たることがある方もいらっしゃると思います。

◉更年期症状
更年期に多く現れる症状で、病気に起因しない症状のこと。

◉更年期障害
更年期の症状が重く、日常生活に支障をきたすこと。

プレ更年期~更年期世代。
ホルモンバランスによって心身が揺らぎやすい女性のからだ。

仕事・家庭・子育て・親の介護

こうした忙しい状況に合致してしまう現代の更年期世代。
閉経に向けて身体が大きく変わるこの時期のストレスや疲労は、身体や心にかなりの負荷がかかります。

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が少なくなり、身体も心も右往左往。
ストレスで負担はさらに拍車をかけます。

女性の各ライフステージに合わせた身体・心のメンテナンスケア。
更年期の不調、更年期障害は自分と向き合い整えることで予防することが可能です。

更年期【40代後半~50代半ば】

更年期
→閉経により女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が不足する。

エストロゲンの分泌をコントロールするのは脳(視床下部にある下垂体)。
45歳を過ぎるころから、いくら脳が指令を出しても卵巣機能の衰えによってエストロゲンは出にくくなります。
「分泌」の指令を出し続ける脳ですが、卵巣はもちろん言うことを聞きません。
このため脳が混乱し、身体を調整する自律神経も不安定になり、様々な不調が起きやすくなります。

【人生ど真ん中の時期】
更年期の女性の環境は、仕事のこと、家族のこと、両親の介護、人間関係のストレスで精神的にも肉体的にも疲弊しやすいときに更年期が重なってきます。
自分の体の変化についていけず、戸惑うことも多々ありますよね。
更年期の不調から、更年期障害にならないためにも予防策をとることは絶対に必要です。
ストレスの原因や生活習慣の見直しをしてみましょう。

更年期によくある症状

●生理不順/生理痛
●経血の量が減ってきた
●経血の量が多く出かけるのが怖い
●肩こり、腕が上がりずらい
●腰痛、背中が痛い
●膝痛、指のこわばり、関節痛
●やる気が出ない、だるい
●朝から体が重い、疲れがとれない
●仕事から帰るとすぐ横になりたい
●不眠、寝つきが悪い、​​眠りが浅い
●めまい・耳鳴り・頭痛
●ホットフラッシュ
●のぼせ、ほてり、動悸、息切れ
●感情のコントロールが不安定
●集中力がない・ミスが多い
●落ちこみやすい、気が滅入る
●イライラ、我慢が効かない
●目の下のたるみ、クマ
●ほうれい線、しわ
●肌のくすみが気になる
●ハリがなくなった
●毛穴が目立つ
●ドライノーズ
●外陰部のトラブル(痒み、しみる)
●尿もれ、トイレが近い

この症状、ほんの一部です。
更年期の不調の数は膨大と言われ、人それぞれ千差万別です。
自分に合ったケアを取り入れることで解決できることが多々あります。

私も45歳を過ぎたころから、更年期の症状が顕著に現れ、何これ!?ということが多々ありました💦
長年、女性の不調をサポートをしてきましたが、更年期の不調は学ぶだけでなく自分で体験したことはとても大きいものでした。
更年期の不調は、プレ更年期の過ごし方も関係してきます。
自分の身体を見直し整えていくことは、さらに歳を重ねていく上で非常に重要だと実感しました。
それは老年期の母の認知症~脳腸相関、高脂血症などの生活習慣病をみて学んだことがとても大きいです。
※足利市行政の取組に登録しています(認知症上級サポーター・介護予防高齢者トレーニングのご指導)

薬やホルモン療法などに頼る前に、自分のカラダがどうしてそうなったのかを考えてみることも大切です。
更年期は病気ではなく、加齢による身体の変化です。
不調の根本を考え、不調に振りまわされないことも大切なことです。
人生100年時代。
生涯現役を目指して元気に動ける身体作りを目標にしていきましょう♡

プレ更年期【35歳から45歳】

プレ更年期

なんとなく体がだるい。
生理痛、PMSがきつい。
寝つきが悪い。
すぐイライラしちゃう。
頭痛・めまい

特に病院に行っても問題なかったけど、なんとなく調子が悪い・・・。
生理痛やPMS(月経前症候群)、子宮筋腫、子宮内膜症など婦人科トラブルのお悩みが多い世代でもあります。

生理痛、痛いのはイヤだけど、生理のときだけ我慢すればいいから。
何もしていない。

こうした月経トラブル。
放置することで、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮に関するトラブルに繋がるケースが多々あります。

生理があるからこそ、カラダを整えやすく、健康管理のバロメーターにもなります。

女性の身体を整える。
過ごし方のポイントがわかる。

体とこころにあらわれる小さなサインを見逃さすことなく、整えられるのが生理の恩恵。
いずれ訪れる、更年期、閉経、閉経後に向けて!!
プレ更年期の正しい対処法を知ることで生理の不調や更年期の不調に振りまわされなくなります。

女性ホルモンの減少によって心身に変化が起こり始める時期

閉経に向けて女性ホルモンのバランスが乱れることによる不快な症状は、更年期が近いというサイン。
生活環境が大きく変わった現代では、30代前半からプレ更年期症状に悩まされている方も多くなっています。

自分の身体やお肌に「年齢」を感じはじめるとき・・・。

仕事帰りの電車の窓や車のミラーに映る自分の顔を見てびっくりした!!!
顔の疲れが半端ない!!!
そんなお声も多くなるときです。

プレ更年期の不調こそ早め早めに手を打つことがカギ!!!
「病気ではないから」と、具体的なケアをしていない方が多いのが気になります😢
プレ更年期にある不調はそのまま更年期へ繋がり、症状から障害へと繋がることも多いです。
更年期に悩まず快適に過ごすために、生理があるプレ更年期のメンテナンスを大切にしましょう。

婦人科系のトラブル

*生理痛、PMS、生理不順、子宮筋腫などの女性特有の不調

  • 経血にレバーのような血の塊が混じることが多い
  • 経血の量が多かったり、少なかったりする
  • 貧血
  • おりものが気になる
  • 生理周期が乱れる
  • 手足が冷えやすい
  • イライラしたり落ち込んだり、気持ちがコントロールしづらい

生理は女性の健康のバロメーター。
1か月に1回のデトックス。
体内をキレイに整えてくれるものです。
生理痛、PMS、子宮筋腫、内膜症など子宮内のトラブルは、これがきちんと出来ていない状態です。
毎月の生理をできるだけ不快な症状なく、きちんと排出するためのカラダへ整えていきましょう。

子宮筋腫

サロンでもダントツでご相談が多く、痛み、経血過多、貧血、筋腫で好きな洋服が着られない…
毎月の生理が憂鬱というお声が多い子宮筋腫。

子宮にできる筋肉の瘤(こぶ)
筋腫は女性ホルモンの影響を受けて増大すると言われるため、閉経後は女性ホルモンが出なくなり、筋腫も縮小するため問題は稀と言われています。

【子宮筋腫のよくある症状】

  • 生理痛が重い、月経困難症
  • 生理不順
  • 経血過多、かたまりが多い
  • 生理の日数が長い
  • 不正出血
  • 貧血・めまい
  • 冷え

この症状のあるお客様の共通が、足が浮腫んでパンパン。
足のむくみは女性の不調のSOS

老廃物をためこみ、むくみやすいカラダ😿
冷え⇔血の巡りが悪い⇔リンパの流れが悪い⇔浮腫む⇔老廃物が溜まる

子宮筋腫が見つかったお客様からのご相談内容で多いのが

経過観察中に子宮筋腫が大きくならないか心配

なるべく手術しないで閉経まで乗りきりたい

次の検査は半年後に…と言われただけで、何をどうしたらよいかわからない。

過多月経で、貧血がつらい。

PMS、生理痛がひどくて月の半分以上を痛みとだるさで過ごすのを止めたい。

夜寝ているときの生理の血が気になって眠れない

どなたも子宮が冷えた状態です。

お腹、冷えていませんか?
お尻周りはいかがですか?
胸は冷たくないですか?
便はどうですか?

子宮筋腫は閉経すると育たなくなるから・・・というお声もありますが、例え、筋腫が育たなくなったとしても、筋腫ができる子宮の環境。『冷え体質』が変わるわけではありません。

特に更年期はホルモンバランスの乱高下から自律神経も乱れ、体温調節が難しくなります。
冷えがさらに深刻化、更年期には天敵です。
万病の元と言われる冷え。
閉経を迎えるまでに出来ること、経過観察中に出来ることは、あたたかい子宮に戻すべく、冷え体質から卒業することです。

食生活の乱れ


食生活の乱れ。
お疲れやストレスが溜まると、人間の身体は正直。
食に現れます。

摂りすぎや摂らなさすぎ…。

摂ってほしくないもの。
摂ってほしいもの。

口から摂るもので身体はかなり変わります。
サロンでのケアは体質改善をする方は月4回、平均1回2回のご利用です。
残りは日常生活の中で立て直していただくことが必要になります。
食は誰もが必要なことですが、難しいことをすると続かないので、生活スタイルに合わせて整えていきましょう。

【食事の改善】
体質に合わせた食事管理
一汁三菜。
主食:副菜:主菜=3:2:1

主食:お汁もの:おかず(メイン1、小鉢2)がつく昔ながらの和食をイメージ^^
忙しいとどうしても食事は乱れがち・・・。
便利だからと出来合いの物は添加物の宝庫。
身体も冷えてしまい、出す力が弱まり老廃物を蓄えやすくなります。
特に生理痛や生理不順、子宮筋腫などの婦人科系のトラブルのある方は、食の見直しは大事なひとつ。
まずはお休みの日から。
夕食だけ。
食べる時間を気にしてみる…
など、無理しないように少しずつ工夫しながらtryしていきましょう。

筋腫ができる冷え体質を変える!
閉経後も老化が加速し、やっぱり冷え体質は影響大です。
閉経を迎える時に子宮の中をキレイな環境に整えることは、更年期以降のカラダに影響します。
そのためにも腸内環境を整える食を大切に、体もこころも喜ぶくらしにしていきたいですね。
簡単にできて美味しいがテーマの季節に合わせた、発酵食、麹調味料の講座もあります。
療養食作りをしていることから、ちょっとしたコツもあわせてお伝えしています♡

不調の原因を見つけて対策

自分のからだを知る*自分の体質を知る=健康なからだ・美しさへの第一歩。

忙しいからと痛みがあってもガマンしない。
疲れがとれない、疲れやすいままにしない。
ストレスは上手にコントロールする。

痛みがあるということは、正常な状態ではないよ!!という、身体からのサインです。
そのままにすると慢性的な症状から病気へと変わってしまうこともあります。
女性の場合、加齢や生活習慣の積み重ねによるものだけでなく、妊娠・出産による体への影響や、職場での人間関係、ストレスによる心身の疲労も大きく係わってきます。

①冷え、血行不良
②ストレス、自律神経の乱れ
③食生活の乱れ
④骨盤のゆがみ
⑤運動不足

上記5項目を気にかけながら自分の身体と向き合うこと、今ある不調をそのままにせず、お身体を見直していきましょう。
経過観察中の方は、身体を変える時間があるよ!!ということです。

◉上質な睡眠
◉ 適度な運動
◉ 食生活の見直し
情報過多に陥らず、自分に合わせた更年期ケア。
月経(生理)・ホルモンバランスを整えてカラダ・心の不調に対処していきましょう。